パイオニア賞 受賞者インタビュー

東京農工大学 大学院農学研究院 応用生命化学専攻
教授 蓮見惠司 先生

受賞者プロフィール

1980年 埼玉大学理学部生科学科卒業
1982年 東京農工大学大学院農学研究科農芸化学専攻修了
1982年 合同酒精株式会社 中央研究所
1988年 東京農工大学大学院連合農学研究科(博士課程)中退
1988年 東京農工大学 助手 農学部
1994年 東京農工大学 助教授 農学部
2003年 東京農工大学 教授 農学部
    (組織改変により現在、東京農工大学大学院農学研究院 教授)

現在に至る


(左)パイオニア 山本様と(中)蓮見先生と(右)パイオニア 松本様

【現在の研究の内容・目的】
微生物由来の生理活性物質の探索・作用解析を通じて医薬開発への橋渡しをすることが目的です。
主な研究内容は、血栓溶解(細胞外プロテオリシス)や炎症(組織修復や組織線維化のプロセス)の制御に有効な生理活性物質の探索と評価です。
これまでの研究で、内因性の血栓溶解を促進する生理活性物質を多数発見し、バイオベンチャーと共同でその一つを脳梗塞治療薬として開発しています。

【貸与される製品の用途】
血栓溶解を促進する生理活性物質を含む発酵食品の摂取が、末梢血流を改善できるか検証します。

【今後の研究応用の展望】
血流は組織や臓器の活動に必須ですが、そのモニタリングが、疾患の診断や病態の判別にどの程度役立つのか、十分に理解されていません。
今後、貸与される製品のような非侵襲性の小型血流計を有効に活用することによって、このようなことが可能になると思われます。さらに、その知見をベースとして新たな治療法(医薬)が開発されると期待しています。

【IRMAILについて】
研究者と産業(製品提供者)を結び付け、それを介して研究の成果の産業へのフィードバックを活性化する、とてもユニークな試みだと思います。

蓮見先生のより詳しい研究内容はこちらから
東京農工大学 大学院農学研究院 応用生命化学専攻 生理生化学教育研究分野 発酵学