東海ヒット賞 受賞者インタビュー

神戸大学 大学院医学研究科 内科系講座 iPS細胞応用医学分野
特命教授 青井貴之 先生

受賞者プロフィール
 
1973年生まれ。 
神戸大学医学部卒業。臨床医としての勤務を経て、京都大学大学院医学研究科消化器内科学分野で博士課程を修了。
2005年 山中研究室の大学院生、のちに研究員としてiPS細胞研究に携わる。
2013年 神戸大学大学院医学研究科医科学専攻内科系講座「iPS細胞応用医学分野」を主宰する特命教授として着任。
 
現在に至る

青井先生と東海ヒット泉様

「ヒトiPS細胞を使っていくつかの病原菌を実験室で再現し新しい治療法を開発する」研究をすすめています。
最近では、iPS細胞誘導技術をがん研究に応用することで、人工的に大腸がん幹細胞を作製することに成功したと報告しました。
 ※詳細は米科学誌「PLOS ONE」掲載。(2014年7月)

今後は、さらにiPS技術の秘めた可能性を十分に発揮、活用する研究を展開してがんの新しい治療方法を発見したい。
また神戸大学という総合大学の環境を活かし、医学研究科の素晴らしい先生方をはじめ他学部の先生方と連携をすることによって新しい成果を生み出していけるようなネットワークを作っていきたいと考えています。
本グラントでは東海ヒットの製品を提供いただけるということで案内を見てすぐに応募をさせてもらいました。
iPS細胞技術のプレゼンテーションにはタイムラプス画像が不可欠なので以前から興味を持っていました。

IRMAILについては、各メーカーの新製品がタイムリーに掲載されているので毎回参考にさせてもらっています。